- MBA上がりの奴は、欧米の経営理論を無批判に取り入れようとしがちで、現場がわかっていない
- 投資先に派遣されたマネージャーが、「非効率」な現場に「近代的」な経営手法を導入しようとしたら、反発や機能不全等を招き、機能しない
このように批判されるMBAは、どこで苦労しているのだろうか?どこかに間違いがあるのだろうか?
本稿では、このことについて、少し書き散らしてみたい。
結論を先取りすると
- 上記は、「ダメなMBA」の典型例であり、「まともなMBA」の例ではない
- 真面目にトレーニングを受けたMBAほど、経営理論を安易に振りかざすことには慎重になる
ということではないかと思っている。
本稿は結果として「MBAの内容なんて、本を読めば、通学せずとも学べる」という批判への反論にもなっている。