2014-09-27

カスケードチャート・マリメッコチャート(横幅が可変の棒グラフ)


上表のように、高さのみならず横幅も可変なカスケードチャート。例えば、横軸を売上高に、縦軸を利益率にすれば、四角形の面積が利益額を示すので、セグメント別の収益構造の可視化などが可能になる。

また、少し工夫すれば、積みあげのマリメッコチャートも同様に作成が可能となる。



説明には時間がかかるので、作り方のコツと、マクロの概要だけ説明する。




作り方のコツ


  • グラフの種類:積み上げ面グラフ。四角形の数だけ系列数を用意する。
  • 横軸:0, 0+X1, 0+X1, 0+X1+X2, 0+X1+X2,...と①X軸の数値の累計が②2つおきに増えていくようセット。
  • 横軸は軸の設定にて、日付データとして設定する。これにより、面が台形から四角形になってくれる。 

マクロの概要



  • 上記チャートはそのままでは、行を増減するたびにバグが出てしまう。
  • そこで、行を増減した後にその都度チャートを作成するようなマクロを組んだ。


参考文献:「外資系投資銀行のエクセル仕事術」(Link)・・・カスケードチャートそれ自体が載っているわけではないが、このようなチャートを作る必要がある人が見に着けていなければならない基礎が網羅されており、教科書的に一冊もっておきたい。